女性ネットワークの会とは?
私たちの会の目的は・・・
1 女性の建設業おける職域の拡大
⇒設計、研究開発、施工、専門業
⇒少数派、各社内でネットワークが少ない
⇒職種や会社以外のネットワークの構築
2 建設業への若手女性技術者育成
⇒女子学生へのPR 各種見学会の実施
事業
1)研究発表会、討論会の開催
2)研究懇談会、研究会の開催
3)講演会、講習会、見学会などの実施
4)学会誌、論文集及び学術図書の発行 他
会員数
個人正会員320名 法人正会員 115社
準会員 33名 名誉会員17名
・建築業界における女性の職域の拡大
建築業に携わる女性は年々増えていますが、活躍の場は設計や研究開発などに偏っており、左官や防水などの専門業、施工管理などではまだまだ少数派です。
そのため、社内や同業種で 同じような立場の仲間が少なく、女性ならではの悩みを相談したり、共有できる相手を見つけにくい状況にあります。
そこで女性ネットワークの会では、組織や職種の垣根を越えた ネットワークを作り、女性技術者が 交流する場を提供しています。
・若手女性技術者の育成
建築業界への女子学生の就職を後押しするため、女性ネットワークの会では、大学生向けの現場見学会の開催や、時には小中高生の職業体験のお手伝いなども行っています。
また、女性の新入社員が参加しやすいよう、イベントの開催や、雑誌・新聞等での広報活動にも力を入れています。
女性ネットワークの会に参加しませんか?
みなさんこんにちは! 日本建築仕上学会・女性ネットワークの会です。
この会は、日本建築仕上学会・企画事業委員会のWG活動として会を結成し、今年で7年目を迎えました。
学会というと、一般の人にとっては難しい学問に取り組んでいるところ、または大学の偉い先生方の集まるところという堅いイメージがあるかもしれません。日本建築仕上学会でも、論文投稿による学術講演会も年に一度行っています。建築仕上材に関する研究についての、シンポジウムなども実施しています。しかし、そればかりが学会活動ではありません。
建築仕上材に関する知識や理解を一般の方にも広く知っていただくために、いろいろな活動をしています。学術講演会では職人さんや学生さんも発表していて、最近は女性の発表者も増えています。
しかし建築仕上材料はどんなによい製品が開発されても、それを建物に使う建築士や、職人、建築現場で工事管理をする方の協力がなければ性能を発揮することができません。日本建築仕上学会は、いろいろな立場の方が入会できるオープンな学会です。
今年度も、現場で働く女性へのアンケート、大阪での展示会、セミナー、WEBでの講演会など様々な行事を予定しています。
皆様の参加を心からお待ちしています。そして当会の運営委員として活躍してみたいと思う方、応募をお待ちしています。
日本建築仕上学会 女性ネットワークの会
主査 熊野康子
(株式会社フジタ 技術センター)